被爆の実相を伝える展示パネルに見入る来場者=5日午前、大田原市本町1丁目の市本庁舎

 6日の「広島原爆の日」を前に、大田原市が主催する初の「原爆写真展」が5日、市本庁舎2階市民ギャラリーで始まった。広島、長崎の被爆の実相を伝える写真パネルと、市内に残る戦跡や慰霊碑などの写真も併せて紹介。津久井富雄(つくいとみお)市長は「戦争の記憶を胸に刻み、平和への思いを後世につないでほしい」としている。12日まで。

 非核平和都市宣言(1986年)の取り組みの一環として、新庁舎開庁後の8月に開いた。広島平和記念資料館から借りたパネル22点を展示している。立ち上るきのこ雲や一瞬で破壊された街並み、やけどや後遺症に苦しむ被爆者、亡くなった3歳の男児が被爆時に乗っていた「伸ちゃんの三輪車」の写真などが並ぶ。