【麺ロード】みゅぜ・ど・ぱすてる(小山)

【麺ロード】みゅぜ・ど・ぱすてる(小山)

 「失礼いたします」。ピンクのエプロン姿のスタッフの心を込めたおもてなしに、客側も思わず笑顔を浮かべる。

 生きがいや自立を支援する障害者福祉施設「CSWおとめ」。5月にオープンした施設の一角にレストランも整備された。店内は天井が高く開放的で、接客業務を担当する障害者が動きやすいようにテーブルの配置もゆったりとしている。

 シェフは県内の老舗ゴルフ場やホテルで腕を振るった酒井謙次(さかいけんじ)さん(60)。大学と調理学校を同時に卒業した酒井さんのこだわりは栃木産の食材を生かした手作り。「心のこもった料理は食べれば分かります」と大きくうなずく。

 「パステルランチ」(税込み1300円)はパスタかピザを選び、サラダ、スープ、ドリンク、デザートが付く。パスタは「あさりの塩」「魚介のトマト」「カルボナーラ」など5種類。ボリューム感があり、リピーターも多い。「花かご御膳」(同1620円、要予約)には桑の葉を使ったうどんもある。

 「調理補助や会計などスタッフが一生懸命に働いている姿がいいんです」と同施設を運営する社会福祉法人の石橋須見江(いしばしすみえ)常務(77)。スタッフの笑顔と明るさ、励まし合いが料理の味を引き立てている。

 ◆メモ 小山市乙女625−2。午前10時~午後9時(ランチは午前11時~午後2時)。不定休。7月は7、11、18、25日休み。(問)0285・39・6088。