収穫期を迎えたモモを手に取る森嶋さん

 【茂木】元県警の警察官で、千本で農業を営む森嶋悦夫(もりしまえつお)さん(69)は10日、小中学生を招き初の「農園フェア」を開く。現職時代は長く青少年健全育成活動に励んだ森嶋さん。70歳を目前に、有機肥料を使い丹精して育てた安全安心な作物で子どもたちを元気にしたいと、参加者を募っている。

 現職時代は自ら望んで大半を駐在所に勤務し、各地の公民館などで剣道や空手、書道などの教室を開いて青少年の健全育成に努めてきた。駐在所勤務は「地域の子どもを親戚の子のように感じられるのが魅力だった」と振り返る。2010年に定年退職した。

 「70歳からは自分で作った作物を食べてもらおう」と退職時に決め、「農家きまぐれ駐在さん」を自称して日々の活動を紹介するブログも開設。定年後に知り合った近隣の仲間10人ほどの手伝いを受けながら、さまざまな作物を計画的に栽培してきた。

 モモ57本やカキ36本、イチジク30本など果樹が実をつけるまで育ったため、予定を1年早めて小中学生を招き「夏の青少年健全育成農園フェア」を開くことにした。

 10日午前10時から、自宅でユズジュースや炭酸まんじゅう、焼きそばなどを振る舞い、モモやブドウなど果実や夏野菜を収穫したり持ち帰ったりしてもらう。

 森嶋さんは「農薬を極力使わず、本当の味を求めて自作の有機肥料で育てた作物。食べて、子どもに元気とパワーをつけてほしい」と張り切っている。

 電話で受け付け、県内の小中学生、先着30人を無料招待する。(問)森嶋さん0285・63・2718。