メモリアルトークショーを開いた半田さん

 【栃木】1964年の東京五輪で優勝し、「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボール代表メンバーで本県出身の半田(はんだ)(現姓・中島(なかじま))百合子(ゆりこ)さん(79)のメモリアルトークショーが3日、旭町の栃木文化会館大ホールで開かれた。2020年東京五輪の聖火リレーに話が及ぶと、「チャンスがあれば、(聖火ランナーを)頑張りたい」と笑顔を見せた。

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 市民団体「栃木市文化のまちづくり協議会」主催で、約600人が来場した。

 現在は滋賀県高島市に在住する半田さん。「今では本物の魔女になってしまった。ほうきに乗ってきました」とちゃめっ気たっぷりであいさつした。栃木南中時代の恩師田村哲夫(たむらてつお)さん(95)も登壇し、当時を回想。田村さんから「半田っぺ、バレーに入れ」と言われたことが、バレーとの出合いだったと明かした。

 「鬼の大松」と恐れられた大松博文(だいまつひろふみ)代表監督については「『相手が3練習するなら、7の練習をしなければ勝てない』と言われ、ぞーっとした」と肩をすくめる一方、「一人は20ぐらいしか力がないが、六つが集まると100にも200にも力を発揮できた。大松先生らの指導力のおかげ」と振り返った。

 また、「私の土台をつくってくれたのが栃木市なんですよ。機会を見つけて、(栃木の)若い人とつながってきたい」と話すと、会場から拍手が起きた。