【みんなのランチ】和食了寛(宇都宮)

【みんなのランチ】和食了寛(宇都宮)

 決して妥協を許さないその姿勢からは、プロとしての気概が感じられた。

 「進化を続け、100年続く店にしたい」と熱く語るオーナシェフの田巻了寛(たまきのりひろ)さん(42)。活鮮魚は、日本有数の漁場である五島列島から直送。新鮮な野菜は、地元栃木の契約農家から仕入れている。

 そんなこだわりの食材を三段重に詰め込んだのが、30食限定の「歳時弁当」(税別1800円)。四季を味わってほしいと、五節句を中心に約1カ月周期でメニューを変える。

 6月下旬までのテーマは、初夏の食材を使った「紫陽花(アジサイ)」。ホンマスの幽庵(ゆうあん)焼き、刺し身、桜エビのしんじょう揚げ、牛のしぐれ、鴨ロース…。正統派の繊細な味わいに加え、華やかな盛り付けにも気をつかっている。

 大谷石蔵をリノベーションしたモダンな店内。非日常な雰囲気が、味をいっそう引き立たせる。予約で毎日満席になるという。

 ◆メモ 宇都宮市吉野1の7の10▽営業時間 ランチは午前11時30分~午後3時(最終入店は午後2時)▽定休は月曜、第1日曜 (問)028・611・1711。