【麺ロード】小江戸そば好古壱番館(栃木)

【麺ロード】小江戸そば好古壱番館(栃木)

 栃木市中心部の蔵の街大通り沿いにある手打ちそば店「小江戸そば好古壱番館(こうこいちばんかん)」。大正時代に建てられた本格的な洋風店舗「旧安達呉服店店舗」1階に入っている。「喫茶店と間違うお客さんもいます」と、店主の阿部佳司(あべよしじ)さん(69)は笑うが、観光シーズンや土日祝日を中心に観光客らでにぎわう。

 市内の事業主らが株主のまちづくりの会社が、空き店舗だった国登録有形文化財の同店舗を活用し、1999年にオープンさせたそば店が前身。「まちづくりが大好き」と活動してきた阿部さんが営業を代行し、後に店を引き継いだ。

 店を切り盛りするのは妻光江(みつえ)さん(59)。「地場産の旬の食材を使っています」とこだわる。看板メニューは「四季の旬菜手打ちそば」(税込み1千円~)で、3~5月は山菜のそば。汁に入る山菜の苦みと風味が、細い江戸風そばにマッチする。夏は夏野菜、秋はキノコのそばになる。

 「かも南蛮そば」(同1030円)は、11~2月の冬場に出される、甘く柔らかい同市の宮地区の特産品・宮ねぎ入り(同1130円)がお薦め。「かき南蛮そば」(同)はカキのうま味が際立つ。

 市が誇るB級グルメ「じゃがいも入り栃木焼きそば」(同500円)も人気。そば甘味では、市の新しいグルメ「とちぎ江戸料理」に登録される「ごぼう餅」(同300円)が楽しめる。

 ◆メモ 栃木市万町4の2。午前11時~午後3時(土日祝日3時半)。火曜定休(祝日は営業)。夜は予約のみ。(問)0282・24・1188。