【麺ロード】加茂川(足利)

【麺ロード】加茂川(足利)

 福居陸橋のふもとにひっそりとたたずむ和風レストラン。「農家育ちで、昔から料理を自分で作るのが当たり前だった」という店主の井野口吉一(いのぐちよしかず)さん(64)さんが、都内の飲食店勤務などを経て、1976年に開業した。妻のカツ子(こ)さん(60)と2人で営む。

 鉄分やカルシウムなどが多く含まれているというヒユ科の一年草・アマランサスを使ったメニューの開発に夫婦で励んでいる。20年ほど前、カツ子さんが知人から種を譲り受け、アマランサスの自家栽培を始めた。ソースカツ丼のカツの衣やドレッシングなどに活用している。

 目に鮮やかな「緑のうどん」は2、3年前に本格的に提供を開始。ペースト状にしたアマランサスを、本県産小麦イワイノチカラの粉に練り込んだ。井野口さんが手打ちしており、もちもちした食感を楽しめる。単品で税込み650円、ソースカツ丼とセットで同1080円。

 半年前に商品化した緑のうどんの乾麺は、健康志向の人たちに好評で完売。6~7月をめどに再販売を目指している。井野口さん夫妻は「『体に優しい味』をモットーに40年やってきた。安心安全の軸はぶれません」と口をそろえた。

 ◆メモ 足利市福居町1278の5。午前11時半~午後2時、午後5時~9時半。月曜定休。(問)0284・72・5252。