アメリカの砂漠地帯を走る森谷さん

 【小山】若木町3丁目、眼科医森谷充雄(もりやみつお)さん(40)が、米国で開かれた砂漠地帯約200キロを48時間以内に走破するマラソン大会「Badwater135」で完走した。約50度という気温の中、三つの山脈を走る過酷なレース。森谷さんは「予想以上の暑さだったが、持てる力を出せて良かった。サポートしてくれた多くの人のおかげ」と喜びをかみしめている。

 同大会は7月15~17日、カリフォルニア州で開かれ、デスバレー国立公園から、ホイットニー山にゴールするまでの全長135マイル(217キロ)を競った。世界約20カ国から選ばれた95人が物資などを積んだサポート車とともに出場し、79人が完走。森谷さんは21位、32時間39分のタイムでゴールした。

 大会前には長い距離に体を慣らすため、市内から水戸や前橋などの県外に走って行くといった練習を敢行。食事にも気を遣い、75キロあった体重を71キロに絞るなど万全の準備で挑んだ。ただ、「暑さだけは事前にシミュレーションできないので不安もあった」と明かす。