大勢の来場者が見入る中で行われた公開授業=2日午前、宇都宮市文化会館

 第24回NIE全国大会宇都宮大会(日本新聞協会主催、県NIE推進協議会、下野新聞社主管)は2日、宇都宮市文化会館を主会場に公開授業などを行い、2日間の日程を終えた。本県で初めて開かれた同大会には、全国から教員や新聞関係者ら約1100人が参加。新聞が教育に果たす役割や可能性などを探った。

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 最終日のこの日は、同館と宇都宮市総合コミュニティセンターで6校の公開授業と10校の実践発表が行われ、新聞記事を参考にした「フードロス」「出生前診断」など社会問題についての児童生徒の活発な討論、新聞記事の読み比べの実践例などが報告された。特別分科会では、パネルディスカッション「新聞社の出前授業はこんなに楽しい!」とワークショップ「つぶやきNEWSッスでアクティブラーニング」が行われた。

 2020年度から実施される新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」を踏まえ、今大会のスローガンは「深い対話を育むNIE」。

 閉会式で、大会実行委員長の松本敏(まつもとさとし)県NIE推進協議会長は「対話的な学びの重要性を深く考えさせられる2日間だった。基調講演で紹介された大村(おおむら)はま先生の、言葉を育てることに命を懸けた教育実践に姿勢を正される思いがし、パネルディスカッションでは、新聞を読むことはよりよい社会の一員となるよう修練することだと感じた。NIEがさらに全国的に多様な取り組みに発展することを期待したい」と総括した。

 来年は11月22、23日に東京で全国大会を開く。