【お持ち帰りグルメ】ところ天 北野谷商店(日光)

【お持ち帰りグルメ】ところ天 北野谷商店(日光)

 一本箸でスルッとすする。独特ののどごしと同時に、鼻から抜けるように感じられる磯の風味。有名な伊豆のところてんよりも軟らかめなのが特徴だ。

 材料は国産のテングサを使用。独特ののどごしを出すため、数種類を配合している。手軽な粉寒天は使わない。これを間接的に蒸気を当てる方法で3時間ほどじっくりと加熱。テングサのエキスを極限まで引き出し固めているという。

 来年で創業100年になる北野谷(きたのや)商店。「のどごしと風味は、創業当初から代々追求してきたこだわりです」と5代目の北野谷佳孝(よしたか)代表取締役(37)。

 北野谷さんも4代目から受け継いだレシピを基に、さらに良いものを目指し試行錯誤してきた。現在の「ところ天(袋9本入り)」(税込み175円)は、「実は代々で一番おいしいと思います」という自信作だ。

 食べる時は、「ところてん突き」で一突き。この一手間が楽しい。三杯酢やポン酢など好みのたれをかける。「サイコロ状に切る食べ方もあります。ただ、のどごしのためには麺状で」と北野谷さん。

 忙しい人には、既に麺状になったたれ付きのパック(130グラムが税込み102円)などもある。

 ◆メモ 日光市土沢1556の5。午前8時~午後4時半。土、日曜、祝日は休業。(問)0288・26・2884。