【よるのみや】絶品、海なし県のふぐ鍋 里の香

【よるのみや】絶品、海なし県のふぐ鍋 里の香

 県庁のすぐ近くに立地する温泉トラフグのお店。ランチだけでなく夜の部もあると知り、後輩の女性記者と繰り出した。

 オープンは昨年11月。支配人の野口利恵(のぐちりえ)さん(53)によると、那珂川町で温泉を利用した養殖トラフグに取り組む「夢創造」が、「那珂川のおいしい食材を県都で発信しよう」と出店した。海のトラフグは庶民には縁遠いが、海なし県産は「手の届きやすい価格」なのがうれしい。

 まずはお薦めのてっちり鍋(1人前、税別1500円)を頂く。野口さんが「天然より身の締まり具合がいい」と解説するように食べ応えは抜群。自家製ポン酢との相性が最高で、ビール党としてはお酒がいい具合に進む。ヒレ酒デビューの後輩も「香ばしい」とご満悦。

 刺し身のテッサ(同1800円)はコリコリとした食感だけでなく、美しい薄造りも堪能できる。同町産の茶色豚焼き(同1000円)は白いご飯が欲しくなるほどジューシーな味わいだ。

 鍋の締めはやっぱり雑炊。トラフグのうま味がつまった、やさしい味わいに癒やされた。


【メモ】 宇都宮市塙田1の3の19▽営業時間 午前10時~午後3時、午後5時30分~10時▽定休日 日、月曜、祝日▽(問)028・688・0011