【お持ち帰りグルメ】シフォンケーキ 杉の家(大田原)

【お持ち帰りグルメ】シフォンケーキ 杉の家(大田原)

 ふわふわ、しっとり−。低温でじっくり焼き上げることで出せる優しい食感に強くこだわった。その分、消費期限は製造翌日までと短い。

 杉の家は、山里の両郷地区にある小さな障害者就労支援施設。2014年10月開所で、33人の知的、精神、身体障害者が、自立を目指してシフォンケーキ作りなどに取り組む。受注販売が中心だったが、1月から小さな販売所を設け、店頭販売を始めた。

 自信作で一番人気がシフォンケーキのプレーン。直径18センチ、高さ11センチと本格的なホールサイズを500円(非課税)で提供する。月替わりで3種の味を用意し、プレーン以外の味は800円(同)だ。施設長の田中繁男(たなかしげお)さん(62)は「通常の半額程度に抑えた」という。

 「シフォンケーキで野菜やハムなどを挟む『シフォンサンド』を楽しんでもらえたら」と、厨房(ちゅうぼう)スタッフの根本幸子(ねもとさちこ)さん(62)は提案する。「みんな一生懸命作っているので、残さず食べてもらいたい」。低価格には、根本さんのそんな思いも込められている。

 材料はできるだけ地元産で、無添加。地元の農家から野菜や果物の提供があると、新メニューが生まれることも。2月はバレンタインデーにちなみ、チョコレート味が登場する。

 ◆メモ 大田原市中野内1157。午前10時半~午後3時。土日祝日休。来店前の在庫状況の電話確認を推奨。(問)0287・53・7888。