【麺ロード】農村レストランふるさと一番(栃木)

【麺ロード】農村レストランふるさと一番(栃木)

 国道293号線沿いにある道の駅にしかた内のレストラン。客の約半数が頼むというそばは文句なしの看板メニューで、入り口の専用のスペースで職人が打つ様子を見学できる。

 3年ほど前、他にはない強みを出そうとそばに力を入れ始めた。現在、リーダーの横島誠(よこしままこと)さん(63)ら3人が、休日の多い時で180人前、平日でも80人前のそばを打っている。

 そば打ち歴10年以上の伊藤重信(いとうしげのぶ)さん(67)の作業を見学した。手際良く麺棒で生地を一通り延ばした後、物差しで厚さが1・5ミリに統一されているかを確かめた。均等に熱が通り、食感にばらつきが生じるのを防げるという。

 人気の「天ぷらそば」(税込み980円)は隣接する直売所から仕入れた地元野菜を使用。新鮮さは折り紙付きだ。客の要望を受けて新たに商品化した地元産のニラをふんだんに載せた「にらそば」(同790円)はこの時季、「一番刈り」と呼ばれる甘み抜群のニラを使用。香りとしゃきしゃきとした歯応えがそばと良く合う。正式なメニュー化は3月からだが、要望があれば提供するという。

 土日はフル回転の忙しさだというが、「丁寧さが味に伝わるように心掛けている」と横島さん。大塚(おおつか)すみ江(え)店長(46)は「足を延ばしてでも食べたいと思ってもらえる存在を目指したい」と意気込んでいる。

 ◆メモ 栃木市西方町元369の1。午前10時~午後6時(4~10月は7時)。(問)0282・92・0991。