【お持ち帰りグルメ】日光煉羊羹ミニ 湯沢屋(日光)

【お持ち帰りグルメ】日光煉羊羹ミニ 湯沢屋(日光)

 「食べ歩きを楽しんでもらい、さらににぎわいを生み出したい」。世界遺産二社一寺の門前町にある老舗和菓子店「湯沢屋」7代目の高村英幸(たかむらひでゆき)社長(53)は、新商品「日光煉羊羹(ねりようかん)ミニ」への思いをそう語る。

 湯沢屋といえば、1804(文化元)年の創業から受け継がれるまんじゅうが知られるが、練りようかんも明治時代から作られる看板商品だ。「棹もの」と呼ばれる一般的なサイズ(1本税込み1080円)に加え、昨年末に一口サイズの「ミニ」(1個税込み150円)を売り出した。

 北海道産の良質な小豆でまんじゅうと同じ生あんを作り、砂糖と寒天を加えてようかんを仕上げる。決め手は「練り」。適度な歯応えと甘みが感じられるよう、1時間かけてじっくりと練る。「寒天に頼らず、練りで固めます」

 「ミニ」を買ってその場で食べる人も多く、「優しい甘さ」と評判だ。売り出して2カ月に満たないが、冬場ながら1日に100本売れることもあるという。

 高村さんが店を引き継いでから生み出した新商品は「ミニ」で六つ目。「新しいことを始めるのが好きなんです。門前町の活性化になれば」と笑顔を見せた。

 ◆メモ 日光市下鉢石町946。午前8時~午後6時。不定休。(問)0288・54・0038。