【お持ち帰りグルメ】くるみ最中 栄太楼(那須塩原)

【お持ち帰りグルメ】くるみ最中 栄太楼(那須塩原)

 クルミを模した丸形の皮に、塩味のきいた白あんがたっぷりと詰まっている。全国のリピーターから愛され続ける「くるみ最中(もなか)」(税込み140円)は、1日平均約250個売れる店の看板商品だ。

 2代目の故君島弘祐(きみしまひろすけ)さんが「塩原の『塩』にかけた商品を」と考案。あんの原料には北海道産の白インゲン豆を使用し、細かく刻んだクルミの食感と天然塩を混ぜた甘じょっぱい味わいが特徴だ。甘いものが苦手な人にも人気だという。

 店の奥のカフェでは、くるみ最中と日本茶などのセットメニューも用意。郷土料理「しもつかれ」とカレーを組み合わせた「しもつカレー」(同850円)などの軽食もあり、箒川や塩原の自然を眺めながらの食事が楽しめる。

 創業は1926年。初代の故末吉(すえきち)さんが塩原街道沿いに店を構えた。現在は3代目の達己(たつみ)さん(53)と妻久美子(くみこ)さん(48)が店頭に立ち、12種類の和菓子などを提供している。

 達己さんは「これからも父が試行錯誤で作った味を守っていきたい。温泉街を訪れた際にはぜひお立ち寄りください」と話す。電話で全国配送の注文も受け付けている。

 ◆メモ 那須塩原市塩原689。午前8時~午後6時。不定休。(問)0287・32・2155。