文部科学省が4月に実施した「2019年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で県教委は31日、調査対象の小学6年生と中学3年生の結果を発表した。国語は小6、中3ともに全国の平均正答率を上回ったが、算数・数学と、中3で初めて実施した英語は全国平均に届かなかった。小6算数以外は全国平均との差が1ポイント以内で、全国順位は中位に位置している。県教委は「全体的に改善傾向が見られる」と分析している。
テストは全員参加方式。県内は特別支援学校を含む小学校363校の児童1万7075人、中学校160校の生徒1万6982人が参加した。
2018年度全国学力テスト
本県・全国(公立)の教科別平均正答率
平均正答率(%)
本県 全国
小6 国語 64.0 63.8
算数 65.2 66.6
中3 国語 73.0 72.8
数学 59.1 59.8
英語 55.0 56.0