【麺ロード】うどん そば すなが(佐野)

【麺ロード】うどん そば すなが(佐野)

 国道293号山形入口交差点を南下すると看板が目に入る。

 店主の須永浩一(すながこういち)さん(55)は、約2年前に市役所を早期退職して店を開いた。以来、妻の吉江(よしえ)さん(53)と娘の恭子(きょうこ)さん(26)で切り盛り。家庭的で温かな雰囲気の店だ。

 須永さんは、幼少期から家庭でそばやうどんを打っていたことから、自身も中学生の頃から麺を打っていたという。「20代ごろから、いつか自分の店を出すことが『夢』だった」。その後、40代でうどんのつゆを独自に研究し、少し甘めのつゆを完成。評判が良く、周囲の勧めもあって夢を実現させる決心をした。飲食店経験のない手探りのスタートにも吉江さんは「人生一度きりですからね」と後押しした。

 県産の小麦粉とそば粉を使用して毎朝仕込むうどんとそばは、自慢のつゆと相性が抜群。メニューは25種ほどあり、定番の「もりそば」(税込み600円)や「けんちんつけ汁うどん・そば」(同950円)などに加え、客のリクエストからメニューになった「なす汁大根そば」(同800円)は、佐野名物「大根そば」となす汁が良く合う一品。ほかにも食欲をそそるメニューが並ぶ。

 来年で3年目を迎える須永さんは「初めは無我夢中だった。お客さんに感謝し、初心を忘れずにやっていきたい」。

 ◆メモ 佐野市出流原町575の3。午前11時半~午後2時半、同5時半~7時半。火曜定休、祝日の場合は翌日休み(月に1度連休あり)。(問)0283・85・9966