NIE全国大会宇都宮大会の準備が進む会場=31日午後、宇都宮市文化会館

 第24回NIE全国大会宇都宮大会(日本新聞協会主催、県NIE推進協議会、下野新聞社主管)は1日、宇都宮市文化会館などを会場に2日間の日程で開幕する。「主体的・対話的で深い学び」を重視する新学習指導要領の2020年度実施を踏まえ、大会スローガンは「深い対話を育むNIE」。教育現場や新聞社・通信社の関係者ら約1千人が参加し、学校教育に新聞を活用するNIE活動について、効果的な実践活動や可能性などを探る。全国大会の本県開催は初めて。

Web写真館に別カットの写真

 初日は開会式に続き、大村(おおむら)はま記念国語教育の会事務局長苅谷夏子(かりやなつこ)さんによる記念講演「NIEの先達 大村はま-三つの実践例をたどりながら-」、パネルディスカッション「新聞で育む深い対話」。最終日の2日は6校の公開授業、10校の実践発表、特別分科会がある。

 31日は、関係者らが会場準備に追われた。主会場の同館には、戦後の国語教育に大きな影響を与えた教育者大村はまさんを紹介するコーナーが設けられ、墨書や授業中に使っていた椅子などが展示される。作業を見守っていたはまさんのおい大村務(つとむ)さん(72)=さくら市狹間田(はさまだ)=は「保管していた墨書など、多くの人の目に触れることになってうれしい」と話した。

 このほか下野新聞社が独自に考案した新聞閲覧台「しんぶん台ちゃん」に全国各紙が並べられ、小中学生の新聞スクラップ作品、新聞ちぎり絵作品なども会場を彩っている。

 参加費は2日間で一般2千円。