キクラゲ狩りを楽しむ親子

 【那珂川】芳井の「ともちゃん農園」で、キクラゲ狩りが行われている。果物の摘み取り体験はよくあるが、キクラゲ狩りは県内でも極めて珍しい。園主の佐藤知子(さとうともこ)さん(61)は、東京電力福島第1原発事故の影響で栽培していた原木シイタケが出荷できなくなり、キクラゲ栽培を始めた。「キノコで健康と笑顔を届けたい」と話し、今後は農園でイベント開催やカフェ運営も計画している。

 佐藤さんは夫と酪農を営んでいたが、2008年に夫を病気で亡くし、父が行っていた原木シイタケ栽培を引き継いだ。しかし、11年3月の東日本大震災と原発事故の影響で出荷できなくなり、シイタケ栽培を辞めパートに出た。