第2クオーター14分、今市のFW村山(右から2人目)が攻め込む=宮崎市の木の花ドーム

第3クオーター12分、今市のMF小林がゴールを決める=宮崎市の木の花ドーム

第2クオーター14分、今市のFW村山(右から2人目)が攻め込む=宮崎市の木の花ドーム 第3クオーター12分、今市のMF小林がゴールを決める=宮崎市の木の花ドーム

■課題の守備改善、攻撃一歩届かず

 最後まで1点が遠かった。ホッケー女子の今市は強豪・岐阜各務野(岐阜)に必死で食らい付いたが0-1で惜敗。4強入りを逃し、山本儀之(やまもとよしゆき)監督は「相手のスピードに対応できず、全て後手に回った」と力なくつぶやいた。

Web写真館に別カットの写真

 相手の守備に風穴を開けられなかった。攻撃の糸口となる縦パスが何度もカットされた。「ディフェンスが奪ってくれたボールを何とかつなげたかった」とFW村山裕香(むらやまひろか)。MF柴田(しばた)あかりらと果敢にドリブル突破を図ったものの、厳しいプレッシャーで攻撃権を失った。

 このままでは終われない-。第4クオーター終盤には村山のインターセプトからゴール前に攻め上がった。だが、最後まで堅守に阻まれた。

 それでも収穫はあった。第1クオーター14分に先制点を許したが、以降はピンチをしのいで無失点。「課題だった守備で球際の強さを見せ、積極的に守りにいけた」と榎倉(えのくら)こずえ主将は胸を張った。

 1月の大会で岐阜各務野に複数失点で敗れ、チームを立て直してきた。この夏に懸けて榎倉主将、阿久津悠李(あくつゆうり)、塚田千紘(つかだちひろ)の3人の3年生を軸に団結。敗れはしたが、最後まで全員で声を掛け合いながら戦いきった。

 多くの選手が涙に暮れる中、気丈に振る舞った榎倉主将。「良いところも悪いところも出た試合だった。この負けを無駄にしたくない」。国体での雪辱を宮崎で誓った。