第101回全国高校野球選手権栃木大会最終日は28日、清原球場で決勝を行い、作新が6-2で文星付に勝利。夏の県大会の連勝記録を53に伸ばし、9連覇を達成した。 作新は初回、死球で出塁した1番横山陽樹(よこやまはるき)が二盗後、捕手からの送球がそれる間にホームを陥れ先制点を奪取。二回は林勇成(はやしゆうせい)、三回は大河内陸斗(おおこうちりくと)の適時打で追加点を挙げ、その後も石井巧(いしいたくみ)、福田真夢(ふくだまなむ)の適時打で突き放した。守っては林勇、三宅悠弥(みやけゆうや)が安定感のある投球で2失点に抑えた。
文星付は先発の佐藤駿多(さとうしゅんた)が3回途中3失点で降板する苦しい展開。打線は五回に滝田海斗(たきたかいと)が適時打、八回に村山憲紀(むらやまけんき)がソロ本塁打を放つも反撃及ばなかった。
作新が出場する全国高校野球選手権は8月6日に開幕。組み合わせ抽選は同3日午後4時から、大阪市のフェスティバルホールで行われる。