なつおとめと、パックに詰められた冷凍シロップを手にする山本さん

 【日光】「四代目徳次郎」ブランドで、天然氷を製造販売する霧降高原の観光施設チロリン村(山本仁一郎(やまもとじんいちろう)代表取締役)は8月から、戦場ケ原産イチゴ「なつおとめ」を使った新商品のイチゴシロップを販売する。

 県のフードバレーとちぎ農商工ファンド活用助成事業で新商品開発計画の内容が採用。500万円の助成金を資金の一部にして商品作りに着手した。

 地元産の素材にこだわり、戦場ケ原の岡崎ファームと契約しイチゴを仕入れている。「標高1400メートルで育ったなつおとめは育ちも良く、熟成もので糖度が15度もありながら甘すぎず、酸味とのバランスがいい」(山本代表)という。

 シロップは、色が変わらないよう水なしで低温処理する。水あめを使わず素材の味を引き出した。1パック2キロ入り、5千円(税別)。四代目徳次郎の天然氷を扱う千葉の百貨店、県内外の店舗などに卸す。

 8月から9月末まで、チロリン村のカフェ・アウルで、なつおとめのシロップを使った天然氷のかき氷「秋の貴婦人」(税込み1200円)を季節限定商品としてメニューに加えるという。

 (問)チロリン村0288・54・3355。火曜定休。