9連覇を決め、マウンドに集まり喜びを爆発させる作新学院の選手たち=28日午後0時40分、清原球場

 第101回全国高校野球選手権栃木大会最終日は28日、宇都宮市の清原球場で決勝を行い、作新学院が文星芸大付属を6-2で破り、9年連続18度目の優勝を飾るとともに15度目の夏の甲子園出場を決めた。今大会の優勝で作新の連続出場記録は智弁和歌山(和歌山)、明徳義塾(高知)を抜き、戦後では聖光学院(福島)の13に次ぐ単独2位となった。

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 決勝で作新、文星付が対戦するのは1995年以来24年ぶり。本県を代表する私学の強豪同士の頂上決戦を見届けようと、球場には9401人の大観衆が詰めかけた。

 作新は初回に死球で出塁した横山陽樹(よこやまはるき)が二盗を決め、相手捕手の送球がそれる間に一気に生還。二回は林勇成(はやしゆうせい)の適時打、三回は大河内陸斗(おおこうちりくと)の2点適時二塁打、五回は石井巧(いしいたくみ)の適時打、八回は福田真夢(ふくだまなむ)の適時三塁打で追加点を奪った。守っては主戦林勇-三宅悠弥(みやけゆうや)の継投で2失点に抑えた。

 2007年以来12年ぶりの優勝を目指した文星付は五回に滝田海斗(たきたかいと)の適時打、八回に村山憲紀(むらやまけんき)のソロ本塁打で1点ずつ返したが反撃もそこまで。四回から3番手で登板し、6回2失点と粘投を見せた主戦饗庭陽生(あいばようせい)を援護することができなかった。

 夏の県大会53連勝で、連覇記録と甲子園出場回数の最多記録を更新した作新は、8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。組み合わせ抽選は同3日に行われる。