昨年、天平の花まつりで行われたライトアップイベント「燈桜会」。今年は規模を拡大する

 【下野】天平の丘公園に4千個の灯籠を並べ、光の中を散策する夜祭り「しもつけ燈桜会(とうおうえ)」が8月23~25日に開かれる。昨年4月の「天平の花まつり」で実施した規模を拡大し、夏を彩る独立した祭りにした。市と市観光協会の主催。

 燈桜会は、約1300年前の奈良時代の下野国分寺で行われた「悔過会(けかえ)」という明かりをともす行事をイメージしている。昨年4月は約600個のキャンドルカップを用意したが、今回は4千個を準備。灯籠は難燃性の樹脂製で、高さ20センチ、直径10センチのカップ型。この中で、ろうそくをともす。

 古民家カフェの南側や前方後円墳を模した国見山の麓など、四つのエリアに灯籠を配置し、光の中を歩く設定にしている。ゆらめく灯籠の明かりを「夏桜」に見立てる趣向だ。

 市民にエリアを開放する「灯(あか)りDEアート」の参加者も募集している。200個の灯籠を自由に配置して、思い思いの絵や文字を描ける。参加費は5千円。また、灯籠の点灯や消灯、回収などを行うボランティアも募集している。

 市商工観光課は「桜の名所に灯籠をともすことで、幻想的な風景が現れると思います」と話している。(問)下野市観光協会0285・39・6900。