30年ぶりに納涼祭、益子・上大羽地区 みこしの50年ぶり復活が契機 20、21日

 【益子】少子化の影響などにより、開催が途絶えていた上大羽の「上大羽納涼祭」(同自治会主催)が20、21の両日、約30年ぶりに復活する。

 昨年開かれた「土祭(ひじさい)」で、地元の綱神社社務所に眠っていたみこしが約50年ぶりに復活し、地域が団結する機運が高まったことがきっかけになった。子どもたちによるみこしの渡御と盆踊りなどを通じ、さらなる地域の結束を図る。

 昨年、土祭で同地区リーダーを務めていた実行委員長の黒子善久(くろこよしひさ)さん(40)が、高齢者らからの聞き取りなどを基に、同神社で眠っていたみこしを発見。同祭の同地区企画の一環として修復し、子どもたちが約500メートル渡御した。

 同祭終了後、運営に携わった住民から「来年は途絶えていた納涼祭もやるしかないね」との声が上がり、今年復活となった。

 今回は復活したみこしの御渡に加え、高齢者が活躍できる場にしようと、盆踊りを実施する。黒子さんは「上大羽という小さな地区が頑張っている姿を見せることで、他の地域の人に『うちもやってみよう』と思ってもらえるきっかけにしたい」と力を込めた。