かるた取り大会や盆踊り楽しむ 足尾で伝統の納涼祭 日光

 【日光】足尾地区の夏の風物詩「足尾町納涼祭」がこのほど、同町通洞の市足尾庁舎前駐車場で開かれ、地元住民ら約1千人が、かるた取り大会や盆踊りを楽しんだ。

 納涼祭は足尾銅山が繁栄した大正初期に始まったとされる伝統行事で、鉱山労働を歌にした「直利(なおり)音頭」に合わせて踊るのが特徴。ことしは地域の歴史や風景を読み札の文句に盛り込んだ平成版「足尾カルタ」の完成を記念し、かるた取り大会を初めて実施。親子連れなど約30人が参加した。

 盆踊りは直利音頭保存会による軽快なおはやしとともにスタート。法被姿の足尾中の生徒が櫓(やぐら)の周囲で元気な踊りを披露すると、地元住民や一般客が次々と輪に加わった。終盤は納涼祭の名物である仮装大会も行われ、参加者は思い思いの衣装を着て会場を盛り上げた。