4市2町の首長らが出席した渡良瀬遊水地保全・利活用協議会

 【小山】渡良瀬遊水地保全・利活用協議会が24日、市内で開かれ、本年度の活動計画としてヨシ焼き火入れ体験ツアーの開発と実施、訪日外国人観光客(インバウンド)対策として多言語による案内板の設置やガイドブックの作製などを決めた。会議には遊水地周辺4市2町の首長らと国土交通省、関係団体や市民団体の代表者ら40人が出席した。

 ヨシ焼きの火入れは近年担い手不足が進んでおり、その対策として火入れ体験や自然観察会と周辺地域の周遊を組み合わせた有償ツアーが提案されていた。企画案を説明した国交省利根川上流河川事務所の三橋(みつはし)さゆり所長は「既に旅行代理店を回って営業を掛けている。来春にも実施したい」と述べた。

 火入れの担い手不足については栃木市の大川秀子(おおかわひでこ)市長が「地元の人材育成も必要」と指摘した。これに対し三橋所長は「お金を払ってでも体験したいという外部の人を見て、地元の再評価につながる相乗効果に期待したい」と語った。

 三橋所長はこのほか、渡良瀬遊水地の観光資源としての魅力を高めるために国交省が本年度中に実施する事業についても説明した。