幼少期の夏休み、親戚が住む足利市を訪れては、足利花火大会を楽しんだ-。そんな本県ゆかりのエピソードも持つ関西出身の自称「永田町の野良犬」が、参院選の台風の目になった。

 れいわ新選組を率いる山本太郎(やまもとたろう)代表(44)である。

 れいわは比例代表で2議席を確保し、政党要件も満たした。山本氏自身は議席を失ったが、比例の候補者で最多の約99万票を獲得した。

 躍進の兆しは現れていた。足利との縁を明かした18日のJR宇都宮駅西口での演説は、聴衆でペデストリアンデッキが埋まり「熱気がムンムン」(同僚記者)。都内での集会も、それこそ花火大会のような人だかりができたようだ。

 参院議員会館3階にある山本氏の事務室は片付けの真っ最中。再選した高橋克法(たかはしかつのり)氏の事務室に近く、4月までは現那須塩原市長の渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)氏の事務室も隣だったため、姿を見かけることが珍しくなかった。

 今後は報道で姿を見る機会が増えそうだ。れいわ旋風は続くのか。花火のように一瞬の輝きで終わってしまうのか。目が離せない。