県内政党や政治団体が2016年に集めた政治資金(収入)は前年比22・7%増の20億2994万円だったことが30日、県選挙管理委員会が公表した政治資金収支報告書で明らかになった。増加は2年ぶり。16年は参院選や知事選など大型選挙が相次いだほか、大規模な政治資金パーティーが開かれたことが影響したとみられる。

 15年の繰越金を除く収入の内訳は、寄付が前年より1・9%減少したものの最多の8億6175万円で全体の42・5%を占めた。党本部や支部からの交付金が55・2%増の5億751万円、研修会や政治資金パーティーなどの事業収入が176・6%増の3億5309万円で、伸び率ではトップだった。

 政治資金パーティーの開催は15年より1件少ない5件だったが、4件で収入が1千万円を超えた。最も収入が多かったのは自民党県連が16年4月に開催した政経フォーラムで、1億8790万円。民主、維新両党の合流による民進党結党を受けて開かれた集会では1542万円を集めた。

 政党別では、自民が64・7%増の8億9971万円で最多。共産が12・4%減の1億5930万円、民進が54・3%増の1億4269万円、公明が57・8%減の3093万円だった。