釜川イルミに力作流そう 園児70人灯籠作り 宇都宮・障がい児通園2施設

 【宇都宮】曲師町のふれあい広場で2日に行われる「カマガワイルミネーション」の点灯式を前に、鶴田町の子ども発達センター内の障がい児通園施設「若葉園」と「かすが園」の園児約70人が親子で灯籠作りに挑戦した。自閉症など発達障害がある子どもたちがイベントに行きにくいという声を受け、宇都宮まちづくり推進機構が提案。両園の佐藤弘子(さとうひろこ)園長(60)は「これまで親子だけでは参加しにくかったイベントを、楽しみながら身近に感じられる機会になった」と話している。

 同機構は地元の子どもたちにイルミネーションを楽しんでもらおうと、昨年から子どもたちが手作りした灯籠を釜川に流す企画「光のクリスマスプレゼント イルミの小箱」を実施。今年は市内の幼稚園や小学校など6団体から約270個の灯籠が集まった。

 発達障害のある子どもは「じっとしているのが苦手」といった特性から、イベントなどへ出掛けにくいという。そのため同機構は「当日は足を運べなくても、何らかの形で参加してもらいたい」と灯籠作りを依頼。11月27日には園児と保護者約20人が作業に取り組み、プラスチック製の小箱に絵を描いたりマスキングテープを貼ったりして楽しんだ。