大杯に注がれた燗酒を飲む今年の当番町の男衆

飲み干した大杯を頭上に掲げ、大歓声を受ける来年の当番町代表

大杯に注がれた燗酒を飲む今年の当番町の男衆 飲み干した大杯を頭上に掲げ、大歓声を受ける来年の当番町代表

 【益子】陶芸の里に夏の到来を告げる「益子祇園祭」2日目の24日、祭りの当番町を引き継ぐ伝統の儀式「御神酒(おみき)頂戴式」が益子のすし店で開かれ、参加した男衆が大杯に注がれた燗酒(かんしゅ)を飲み干し五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。

 1年365日に合わせた3升6合5勺(しゃく)(約6・5リットル)の大杯になみなみと注がれた燗酒を、最初に今年の当番町(田町)の数十人が2杯飲み、続いて来年の当番町(道祖土(さやど))の10人が3杯に挑んだ。最後の一人が飲み干し大杯を両手で持ち頭上に掲げると、観客から大歓声が上がった。

 田町自治会長の飯塚隆(いいつかたかし)さん(69)は「とても熱い燗酒だった。無事に済んで良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。