アウトレットでテロ想定し初の訓練 佐野

 【佐野】市消防本部と佐野プレミアム・アウトレット(越名町)は28日、同所の大型商業施設で、化学薬剤が散布されるなどのテロ災害を想定した訓練を実施した。

 同施設では年に2回、災害対応の訓練はしているが、テロ想定は初めて。2013年に殺人予告などを受けたこともあり、今回、市消防本部の協力を受けて訓練を行った。

 施設内で液体が散布され、周辺の買い物客が目の痛みや吐き気を訴え、1人が意識を失ったという想定。テナントの従業員約250人がアナウンスの指示に従い、避難誘導を行った。従業員は避難完了後、市消防本部による除染・救助訓練を見学した。

 化学防護服を着装し、化学剤の検知をしながら要救助者に向かう様子は緊張感が漂い、従業員も真剣な表情で見詰めていた。