数学に食育取り入れ、理想の献立作り 栃木・西方中に文部科学大臣賞

数学に食育取り入れ、理想の献立作り 栃木・西方中に文部科学大臣賞

 【栃木】学校給食の普及や充実に優秀な成果を上げたとして、西方中が県内の学校で唯一、2017年度の文部科学大臣表彰を受けた。数学の授業に食育を取り入れるなど、学校全体で食に関する指導に取り組んだことが評価された。中山隆博(なかやまたかひろ)校長(58)は「なかなか頂けない賞。これからも継続して取り組んでいきたい」と喜んでいる。

 同校は14年度、市教委が委託を受けた県の「栄養教諭を中核とした食育推進事業」の指定を受けた。同年度から中学1年数学の統計の基礎を学ぶ「資料の活用」の授業に、学校給食を取り入れ取り組んでいる。

 授業ではまず、生徒が食べたい給食の献立を決定。学校給食のカロリーやタンパク質の平均値などと照らし合わせ、理想的な献立を決定し発表するという内容となっている。

 肥満の生徒数も減少傾向にあるという同校。中山校長は「学校給食は細かな(栄養価の)計算をした上で出していると気付くだけでも見方が変わる。生徒の健康状態も良く、今を継続させていくことが大切」と強調した。