技能五輪、競技最終日も熱闘 栃木県初の大会、27日に閉幕【動画】

技能五輪、競技最終日も熱闘 栃木県初の大会、27日に閉幕【動画】

 23歳以下の若手技能者が日本一を競う「第55回技能五輪全国大会」は26日、競技最終日を迎え、宇都宮や那須塩原など5市町で競技が行われた。多くの観戦者が見守る中、全国から集まった若き精鋭たちは最後まで全力を尽くし、日々努力して身に付けてきた力を精いっぱい発揮した。本県で初めて開催され、過去最大規模となる1300人超の選手が出場した今大会は27日、競技結果を発表し幕を閉じる。

 最終日は全42職種のうち、電子機器組立てや日本料理など28職種で熱戦が繰り広げられた。さくら市氏家体育館では美容、理容のほか、今回新たに加わった「移動式ロボット」が前日に続き行われた。愛知県の大手自動車部品メーカーや山口県の高校などからペア6チームが挑み、自作した自走ロボットにテニスボールを色別に運ばせる技能を披露した。

 本県代表の帝京大理工学部1年高橋大地(たかはしだいち)さん(18)と同平山圭太(ひらやまけいた)さん(19)は「ロボットを仕上げる時間が足りなかった。このままでは終われないので今回の経験を生かして来年も挑戦できれば」と話した。

 夫婦で観戦に訪れたさくら市卯の里、無職石塚賢二(いしづかけんじ)さん(63)は「高校生が多いことに関心した。ものづくり産業は今、明るいニュースが少ないので原点に帰り頑張ってほしい」とエールを送った。

 一方、宇都宮市のとちぎ福祉プラザでは「レストランサービス」があり、10都県の20人が出場。本県は最多の5人を送り込んだ。選手たちは実際のレストランさながらの状況で、テーブルのセッティングから来店客へのコース料理の提供までのテクニックを競った。


 オトワレストラン(宇都宮市)の堀井亮汰(ほりいりょうた)さん(22)は「落ち着いていつも通りできた。結果は大事なので賞を手にしたい」と力強く語った。

 27日は選手、関係者約3千人が参加して県体育館で閉会式が行われる。