ブレックス天皇杯3次R リーグ戦同様、守備重視 25日、B2山形と初戦

 B1栃木ブレックスは25、26の両日、県北体育館で行われる「第93回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会3次ラウンド栃木大会」(日本バスケットボール協会主催、下野新聞社など共催)に出場、25日午後3時からB2山形と1回戦で対戦し、勝てば26日午後3時からB1滋賀−B2福島の勝者と激突する。ホームの大声援を受けて、来年1月4~7日、さいたま市で行われるファイナルラウンド出場権をつかみたい。

 3次ラウンドは同2次を突破したB2チームにB1全18チームを加えた計31チームが参戦。全国8会場に分かれて行い、各会場を勝ち上がった1チームずつがファイナルに出場できる。

 ブレックスが1回戦で対戦するB2山形、2回戦で対戦濃厚なB1滋賀は、ともにインサイドからアウトサイドをこなす外国人選手が強力で、日本人選手には機動力がある。滋賀のショーン・デニス監督は昨季、ブレックスのアシスタントコーチを務め、ブレックス選手の特長を熟知しているだけに注意が必要だ。

 ブレックスは屋台骨の竹内公輔(たけうちこうすけ)が日本代表戦のため帯同できず、その穴をいかに埋められるかが最大の鍵となる。

 苦戦も予想されるが、リーグ戦同様に「守備」「リバウンド」「ルーズボール」を重要視。安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督は「リーグ戦よりチーム力が問われる。最初から最後まで平均以上のメンタルをどれだけ出せるか。公輔がいない中、どのような戦術ができるかのチャレンジ」と意気込んだ。

 前回大会は準々決勝で千葉に大敗した苦い経験がある。それでも田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「準備期間が短く、相手の対応より自分たちのバスケをいかにやり通せるかが大切」と気を引き締めた。

 3次ラウンド突破はもちろん、チームはリーグ戦に向けた成長の機会とも捉えている。遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)は「勝てば勢いがつくし、雰囲気もさらによくなる。リバウンドをライアン(・ロシター)だけに任せないようにしたい。それが公輔さんが戻ってきたときに役立つはず」と先を見据えた。