房の色鮮やか、勇壮に練り歩く 宇都宮・羽黒山で梵天祭【動画】

房の色鮮やか、勇壮に練り歩く 宇都宮・羽黒山で梵天祭【動画】

 農作物の収穫に感謝し、長さ15メートルほどの竹竿(たけざお)の先端に色鮮やかな房を付けた梵天(ぼんてん)を奉納する「梵天祭」が23日、宇都宮市今里町の羽黒山神社周辺で行われた。

 多くの観衆が見守る中、計11本の梵天が登場。若者らが掛け声に合わせて勇壮に担ぎながら通りを練り歩き、山頂の神社を目指して急な参道を登った。

 祭りは江戸時代の中ごろに始まったとされ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)の願いが込められている。同神社の阿部康夫(あべやすお)宮司によると、梵天は神様を迎える際の目印で、災いなどを払い、清める意味があるという。

 地元の同市関白町出身という石崎道子(いしざきみちこ)さん(78)=同市東峰町=は「子どもの時から親しんでいる祭りで毎年観覧に来ている。獅子舞同様に後継者確保が難しいと聞いているが、伝統的な祭りは続いてほしい」と話していた。24日は午前中に子ども梵天祭がある。