ACぷらざで設営を行う柳社長。今年も全国を回り、例年と同程度のお化け屋敷を設営するという

県内各地から寄せられた、たくさんの着物や浴衣。その枚数に亮太さん(右奧)も驚き、感激していた ACぷらざで設営を行う柳社長。今年も全国を回り、例年と同程度のお化け屋敷を設営するという

■善意の山に感激

 6月21日。ACぷらざに、柳社長の次男で4代目亮太(りょうた)さん(38)と妻美菜子(みなこ)さん(38)の姿があった。

 2人は善意が詰まった着物の山を見て、「こんなにたくさん…。ありがとうございます」と感激。会場の人形は、寄贈された着物を使って演出するという。

 着物の引き取りに県内を駆け巡っていた同商店会事務局の松田法子(まつだのりこ)さん(54)は、亮太さんらと演出の確認をした後、こうつぶやいた。「今年もできるんだって、実感が湧いてきた」。夏が近づくと、会場前を「お化けのところだ!」と楽しみにしながら通る子どもたちを思い、ほっとした様子だった。

 さて、気になるのは「新生お化け屋敷」の中身。7月上旬に設営が行われ、会場をのぞいてきた。

 ACぷらざ2階に上がると、目の前にセッティング前の人形の首が! ひぃぃ~、今年も怖そうだな。

 今回の目玉は映像を使った演出で、中央1丁目の宇都宮メディアアーツ専門学校が新たに制作した。音や水、風を使った演出は、今年も健在。そして、タレントで怪談家の稲川淳二(いながわじゅんじ)さんが復興の話を聞き、応援メッセージを届けてくれた。音声は会場前で流し、来場者に聞いてもらう予定だ。

 8月25日まで開催。皆さんのエールに、お化けたちもきっと、気合を入れてお待ちしておりますゾ。