渡辺”電撃復帰” ブレックスに合流 引退から半年

 B1栃木ブレックスは21日、昨季終了と同時に引退したPG渡辺裕規(わたなべひろのり)(29)が現役復帰し、ブレックスに入団すると発表した。背番号は24で、同日からチームに合流している。引退から約半年。B1初代王座獲得時の主力選手の“電撃復帰”で、チームは巻き返しを図る。

 渡辺は神奈川県出身で東京・世田谷学園高から青学大に進学。2010年から旧パナソニックで活躍し、13年は全日本総合選手権大会で優勝するなどの実績を持つ。

 パナソニックの廃部にともない、13年にブレックスへ移籍。ブレックスの中でもファンからの人気は高く、15年から副主将を務め、昨季はレギュラーシーズンとプレーオフの全66試合に出場した。

 元日本代表で波に乗ったら止まらない得点力、感受性豊かなプレーが持ち味。B1優勝後の6月下旬、「前からこの年で終わろうと思っていた」と進路を明らかにしないまま現役を退いた。

 昨季まで付けていた背番号13は現在、セドリック・ボーズマンが着用している。

 今週末の天皇杯全日本選手権大会3次ラウンドはベンチ入りメンバーに登録できないが、早ければ12月2日に鹿沼総合体育館で行われるB1第10節(対三遠)での登録が可能だ。

 21日現在、ブレックスは7勝10敗で東地区最下位。リーダーシップも兼ね備える渡辺の再加入が浮上のための追い風になるか、注目される。