ライチョウほぼ大人サイズに 那須どうぶつ王国 生後4カ月、羽も白色に変化

 国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む那須町大島の那須どうぶつ王国は20日、同園でふ化し、生後4カ月を迎えた雌1羽が成体とほぼ同じ大きさにまで成長したと発表した。ニホンライチョウは長野県などの高地に生息し、羽は冬季に保護色の白色に生え替わる。あと1カ月ほどで、全身が雪と見まがうほどの真っ白な姿になるという。

 ニホンライチョウは今年7月に卵で大町山岳博物館(長野県)から受け入れ、その後ふ化し、現在は体長約25センチ、体重約490グラムの若鳥に成長している。茶色だった羽は9月上旬ごろから、日照時間や気温の変化に伴い足元から徐々に白く変化。同園の佐藤哲也(さとうてつや)園長は「食欲旺盛で、排便の状況も良好」と現在の様子を説明する。