安倍政権の評価が問われた参院選の結果を受け、福田富一(ふくだとみかず)知事は22日、県庁で記者団の取材に応じ「(栃木選挙区で負けた野党統一候補は)健闘したと思う。政権への批判が1票として投じられた可能性が高い」などと分析した。

 福田知事は、再選を果たした自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(61)の後援会総連合会長を務めた。2016年の前回参院選に比べ、自民候補の得票数が11万票以上減ったことについて「若い世代をはじめとして、誰が立候補しているか分からない状況があった」と有権者の関心の低さや、候補者の浸透不足を指摘した。

 過去2番目の低さとなった投票率には「十分に政策を伝えられなかったことが低投票率につながった」と理由を挙げた。

 高橋氏に対しては「大企業優先と言われがちな政権にあるが、家族農業や小規模事業者を大事にする人。地方の解決策の処方箋を描ける国会議員としてリード役を務めてほしい」と期待を述べた。