当選から一夜明け、記者会見に応じる高橋氏=22日午前、宇都宮市不動前1丁目

 21日投開票の参院選栃木選挙区(改選数1)で再選を果たした自民党現職の高橋克法(たかはしかつのり)氏(61)が一夜明けた22日、宇都宮市内の事務所で記者会見し、「改めて多くの県民から支持をいただいた責任の重さを感じている」と話し、地方の農林業や小規模事業者らを守っていく誓いを新たにした。

 勝因は「自民の組織、各種団体の動き」と分析。前回2016年の自民現職候補に比べ得票数が11万票以上減った点に関しては、相手候補の強さに加え、消費税増税や年金問題で「有権者に十分な説明を尽くせていなかった」と自省した。

 改憲勢力が3分の2に届かなかった今回の参院選。「党で示した憲法改正草案を前に進めていきたいが、拙速は避けるべきだ。その民意が示されたとの見方もできる」と言及した。

 戦後2番目の低投票率については、政治に対する信頼や手応えが薄れているとし、「小規模で時間をかけた会合を有権者と積み重ねていくしかない」と述べた。

 21日夜はメディア出演後、地元高根沢町であいさつした。朝までに350件ほどの連絡があったという。「まずはゆっくりと本が読みたい」と苦笑した。