PCやスマホ、栃木県民56%が使用 若年層は8割超、依存に注意

 パソコンやスマートフォンを使用している県民は56・6%で全国平均の60・1%を下回ったことが18日までに、総務省がまとめた2016年社会生活基本調査で分かった。ただ15~39歳では8割以上が使用しており、若い世代にはスマホなどが広く普及していることが明らかになった。一方、県内ではアダルト情報サイトの不当な高額請求などの苦情相談が年間約3千件寄せられており、県は注意を呼び掛けている。

 調査は国民の社会生活の実態を明らかにするため、5年に1度実施している。今回は16年10月20日時点で、全国の10歳以上の約20万人を対象に調査した。パソコンやスマホの使用状況の調査は初めてで、学業や仕事での使用や使用時間は含んでいない。

 全国の使用状況を男女別に見ると、男性61・9%、女性58・4%。本県は男性59・2%、女性53・8%だった。

 本県の年齢別では、男性は20~24歳が95・2%で最多。15~39歳は8割を超えた。一方、65~74歳は約3割、75~79歳も22%の人が使用し、80歳以上はいなかった。女性も20~24歳が94・9%で最も多く、15~44歳で8割を超えた。60歳以上になると男性よりも使用割合が少なくなり、80歳以上はゼロだった。

 本県の使用時間を見ると、1~3時間が39%、1時間未満が34・4%で、3時間未満が7割以上を占めた。3~6時間未満は17・9%、6~12時間6・2%、12時間以上1・8%となり、一部で依存が進む実態が浮き彫りとなった。