第101回全国高校野球選手権栃木大会第8日は21日、県営、清原の2球場で3回戦の残り4試合を行い、シードの佐野日大、作新に加え、ノーシードの石橋、宇商が準々決勝進出を決めた。
佐野日大は11安打12得点と打線がつながり12-2の五回コールドで真工に完勝。二回に中島啓太(なかじまけいた)、藤沢涼介(ふじさわりょうすけ)が連続適時打を放つなど序盤の猛攻で相手を圧倒した。作新は小山西を12-2の五回コールドで下し、11年連続の8強進出。2点を追う二回に横山陽樹(よこやまはるき)の適時三塁打などで逆転し、四回は打者13人で一挙9点を奪った。
石橋はシード国学栃木に5-3で競り勝った。同点で迎えた八回に小林到(こばやしいたる)からの4連打で勝ち越しに成功。守っては先発の2年山崎巧翔(やまざきたくと)が要所を締め、3失点完投した。宇商は7-2で今工を下し6年ぶりの8強入り。1点リードの六回に佐藤大晟(さとうたいせい)の適時打などで4点を追加。主戦高根沢元(たかねざわげん)は14奪三振の好投を見せた。
22、23日は予備日のため試合はなし。大会第9日は24日、県営球場で青藍泰斗-宇工と作新-佐野日大、清原球場で文星付-宇短大付と宇商-石橋の準々決勝4試合を行う。