希少野菜「きゅうりメロン」栽培 矢板、福祉事業所が障がい者支援に

 【矢板】障がいのある子どもの放課後デイサービスなどを運営する長井のNPO法人ワーカーズコープ「矢板地域福祉事業所」はこのほど、国内で栽培農家が少ないウリ科野菜「きゅうりメロン」を初めて生産した。来年度、障がいのある社会人の活動を支援するセンターを市内に立ち上げる予定で、その販売利益を利用者の工賃にしたい考えだ。本年度はレストランに卸し好評を得たため、来年度に向け販路拡大を目指している。

 同事業所は「放課後等デイサービスりんごの木」などを手掛けているほか、地域の居場所づくりの一環で定期的に低料金で食事を提供する食堂を開いている。

 同事業所によると、きゅうりメロンは中米が原産の植物で、米国などで食べられている。直径数センチの楕円(だえん)形で、味はキュウリとスイカ、ライムを合わせたようなすっきりとした甘みが特徴。外はキュウリのような食感で、中身はトマトのように軟らかい。サラダや肉料理の付け合わせなどに合うという。

 種は、遺伝子組み換えでない物を購入した。今春から栽培を始め、夏ごろから収穫。出荷した大田原市内のレストランでは、形や鮮やかな緑色が女性客を中心に好評だったという。

 (問)同事業所0287・43・0424。