喫煙率、栃木県は21.9% 都道府県別で5番目の高さ 2016年国民生活基礎調査

 本県の喫煙率は2016年、21・9%で全国平均の19・8%を上回ったことが11日までに、厚生労働省の国民生活基礎調査で分かった。喫煙率は低下傾向にあるが、都道府県別でみると5番目の高さ。県は国と同じく22年度までに「12%以下」とする目標を掲げており、医療関係者などからはさらなる低減に向けて法規制の強化を求める声も出ている。

 調査は3年に1度、喫煙状況を調べる。16年は北海道の喫煙率が24・7%と最も高く、青森県が23・7%と続いた。本県は福島県22・3%に次ぐ高さで、群馬県と同率だった。

 調査を基にした国立がん研究センターの「がん情報サービス」によると、本県の喫煙率は01年33・0%、04年29・6%、07年27・1%、10年22・8%、13年22・7%と推移。徐々に減少しているが、全国と比べると高い水準という。県健康増進課は「喫煙率が高い理由は分からない」とした。

 喫煙率の減少に向け、県は「とちぎ健康21プラン」に目標値を掲げるなどして取り組みに力を入れる。15年度に始めた「とちぎ禁煙・分煙推進店登録制度」の登録数は同年度末の60店から、今年10月末で239店に増えた。

 喫煙スペースを限るなどの対策に一定の成果は出ているが、同課は「市販されているものをやめさせるのは難しい面もある」と吐露。取り組みは地域の行事や学校、市町と連携した地道な啓発活動が中心なのが実情で、同課は法規制の強化などに期待を寄せている。