「成長への過程、前向かないと」 監督交代でブレックス社長会見

 B1栃木ブレックスの長谷川健志(はせがわけんじ)監督が10日、辞任した。後任には安斎竜三(あんざいりゅうぞう)アシスタントコーチ(AC)が就任した。初代王者がリーグ開幕から2カ月余りで迎えた緊急事態。記者会見した鎌田真吾(かまたしんご)社長は神妙な面持ちで経緯を説明した。質疑応答は次の通り。

 −長谷川氏の病状は。就任時に健康面で問題はあったのか。

 「(病状は)個人的なことなので割愛したい。就任時は問題なかった」

 −成績不振は関係あるのか。

 「ない。決して内容が悪い試合ばかりでなく、選手も前を向いていた。3年契約の中、体調をよくして頑張っていけると思っていた」

 −体調不良はプレッシャーによるものか。

 「そういったのもあると思う。環境の変化もあり、原因は分からないが、本人が厳しいと言う中で無理はさせられない」

 −いつから体調不良を訴えていたのか。

 「(10月25日の)SR渋谷戦前から相談されていて、その試合後にチームで(今月4、5日の)の千葉戦までコーチ体制でやろうと話した」

 −就任から辞任まで短い期間だった。

 「かなりの覚悟で来て頂いた。もっとサポートしていれば変わったかもしれないが、長いシーズンでファンやスポンサー、選手に対して前を向かないといけない。苦しい時期も成長過程の一つ。ここ何カ月かのことも無駄にできない」

 −安斎新監督は何人かの候補から選んだのか。

 「こういう緊急事態を任せられるのは彼しかいない。今まで優勝するまでコーチングで寄与してくれた。選手の信頼もあり、若手の育成にも影響力が大きい」