とちぎアビリンピック、配管競技に栃木県勢最多14人出場 業界挙げてバックアップ

 24日本県で開幕する技能五輪全国大会に、本県選手団で最も多い14人が配管競技に出場する。県管工事業協同組合連合会は業界を挙げて選手たちをバックアップしている。同連合会が加盟する県設備業協会長で選手4人を擁する田中工業(宇都宮市)の田中英治(たなかえいじ)社長は「出場は選手本人のやりがいにつながる。ぜひメダルをとってもらい、配管職種のイメージアップを図りたい」と活躍を期待する。

 同連合会は2015年度から、技能五輪全国大会の配管職種の出場選手に練習用資材の寄贈を続け、今年で3回目となった。資材は練習4回分で、1人当たり12万円相当の塩化ビニール管や銅管など。本番を想定した模擬競技会も開き、選手の育成に協力している。

 配管競技は給排水設備の配管を制限時間6時間40分で課題に挑む。壁に手洗い器やシャワーを取り付け、温水用の銅管、水を通すスチール管、排水用の塩化ビニール管をつなぎ、規定の寸法や曲げなどの精度を競う。課題は9月に示されたが、競技会当日30%が変更され、適用力も試される。

 業界を挙げた支援を受け、メダルを狙う1人が、田中工業の碇尚也(いかりなおや)さん(19)。昨年の山形大会に宇都宮工業高環境設備科3年で初出場した。夏休みに集中的に練習し、敢闘賞受賞という成果を手にした。