足利市内のコンビニで化粧品などを万引したとして、窃盗の罪で起訴された元マラソン日本代表の同市南大町、無職原裕美子(はらゆみこ)被告(35)の初公判が8日、宇都宮地裁足利支部(中村海山(なかむらかいざん)裁判官)で開かれ、原被告は起訴内容を認めた。即日結審し、中村裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 中村裁判官は、原被告に同様の前科があることから「窃盗の常習性は顕著」とした一方、以前に摂食障害を発症し、職業が不安定だったことなどから投げやりな気持ちで犯行に至ったとして「利欲的とは言えない」と指摘。「摂食障害の治療を約束している」などとして執行猶予が相当とした。

 判決によると、7月30日午後4時15分ごろ、同市大月町のコンビニで、化粧品など8点(計約2700円相当)を万引した。