水木さんが描いた「妖怪たちの棲む森」(1979年、©水木プロダクション)

制作中の水木さん

水木さんが描いた「妖怪たちの棲む森」(1979年、©水木プロダクション) 制作中の水木さん

 「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家水木(みずき)しげるさんの多彩な画業や作品に込められた思いなどを探る企画展「水木しげる 魂の漫画展」(宇都宮美術館、下野新聞社主催)が28日から、宇都宮美術館で開かれる。天才と騒がれた少年時代、壮絶な戦争体験、好奇心あふれる人物伝など全8章構成。漫画原稿や愛用の道具、映像資料など約300点から、世代を超えて愛される“水木ワールド”を生み出した作家の魂に触れる。

 鳥取県境港市で育った水木しげるさん(本名・武良茂(むらしげる)、1922~2015年)は、近所の“のんのんばあ”に連れられて見た「地獄極楽絵図」に魅入られて以来、生涯にわたって妖怪など異形の者たちが息づく異界を探究・表現し続けた。