寺岡糸店の主屋=佐野市天明町

本殿の南面に建つ乃木神社拝殿=那須塩原市石林

寺岡糸店の主屋=佐野市天明町 本殿の南面に建つ乃木神社拝殿=那須塩原市石林

 国の文化審議会(佐藤信(さとうまこと)会長)は19日、佐野市天明町の寺岡糸店店舗など5件と那須塩原市石林の乃木神社本殿など2件を含む計196件の建造物を国登録有形文化財にするよう柴山昌彦(しばやままさひこ)文部科学相に答申した。近く答申通りに告示される見通しで、県内の国登録有形文化財(建造物)は計246件となる。

 1885年に佐野市大町で創業した寺岡糸店は、事業拡大に伴い1933年、同市天明町に移転、佐野織物業の発展に貢献した。糸問屋としての歴史は77年に幕を閉じ、現在は貸店舗として活用されている。

 乃木神社は明治期の陸軍大将乃木希典(のぎまれすけ)と妻静子(しずこ)を祭っており、本殿、拝殿は共に1915(大正4)年に建立された。いずれも木造平屋、建築面積は本殿約31平方メートル、拝殿約83平方メートル。